弁護修習 1  

司法修習
02 /09 2017
弁護修習 1 実務修習開始
 導入修習を終えると、世の中は年末ムードになります。
新年を迎え、1月4日になると実務修習が開始されます。地方によっては5日のところもあるそうです。
3が日のうちに、お世話になる先生の法律事務所に実際に行って立地を確認しました。3が日だったので先生はいませんでしたが。
年が明ける前に挨拶する修習生もいるそうですが、私は先生に「そんなのいいよ」と言われました。後で聞いたところ、この時期の先生は大きな破産事件の対応に追われており、非常に忙しかったそうです。
 
 実務修習の開始日はまずその地方の地方裁判所でオリエンテーションがあるので、いきなり法律事務所に行くのではなく、いったん裁判所に集まります。それが終わった後、各所に散らばります。刑事裁判、民事裁判なら裁判所に、検察なら検察庁に、そして弁護修習なら弁護士会に一度集まり、その後各法律事務所に向かいます。
 この時、裁判所と検察庁と弁護士会で横の連携がうまく取れてない場合があり、次の行先をおしえてもらえないことがあるので、スケジュールや場所はよく確認しておきましょう。
 
 実務修習初日は、開始式などで一日のほとんどを使いました。お世話になる先生の法律事務所へは16時30分ころにようやく訪れることができ、弁護修習1日目はあいさつをする程度しかできませんでした。

 弁護修習では、修習生一人に付き、指導担当の弁護士が一名付いて約2か月間指導を受けます。
 その先生の担当している事件を傍から見たり、法律相談に同行したり、先生が書く必要のある書類を修習生が書いてみたりします。
 どんな事件を体験できるかは、その先生次第です。専門分野の事件しかやらない人もいれば、町弁として幅広い分野の事件を担当している人もいます。中には行政事件専門の先生についたため、ほとんど一般的な事件をやることがなかったという修習生もいたそうです。
 ただし刑事事件は修習生への指導のため、2か月の間で最低一件は割り当てられるそうです。
 最近は大きな都市であれば刑事事件専門の法律事務所もあるそうですが、普通の先生は年に数回程度しか刑事事件を扱いません。刑事事件を比較的多く扱うという先生でも、他の民事事件に比べると10分の1くらいだそうです


 私の指導担当だった先生(以下、M先生と言います)はまさに町弁というお方でしたので、いろんな事件を担当されており、私はいろんな分野の実務を体験することができました。地方に行くほど町弁タイプの先生が多いので、弁護修習を充実させるには地方がいいのかなと思います。
 ちなみに、裁判官や検察官は3年ごとに異動となりますが、弁護士の先生はその地域に腰を据えて何十年もやってる方が多いです。その地方に関しては、弁護士の方が詳しいでしょう。
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一応弁護士ですが、このブログでは趣味に生きている人のようにふるまいます。

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