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連載番外編 修習生の生活費 

連載中のFLOWの司法修習備忘録の早くも番外編になりますが、ちょっとした情報が舞い込んできました。

この司法修習期間中の修習生の生活費は国が出すのですが、その形態として「給費制」と「貸与制」というものがあります。
修習の期間中にも正式な給料として貰えるのが給費制であり、修習期間中は給料は出ないけど、実務に出てから返す条件で国から借金をするのが貸与制です。

今から5年ほど前までは、給費制が採用されていました。給料が出て、しかもボーナスまで出ていたそうですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ。
5年ほど前から、貸与制へ移行になりました。
この貸与制には批判が多く、近年の司法試験受験生の減少にもつながってます。家が裕福だったり社会人経験やアルバイトなどで貯えがある人は、貸与も受けない選択をする場合もあります。
そこで去年の暮れあたりに「一部」給費制に戻すと発表されました。13万5千円ほど給料がもらえ、足りない分は借りるという運用がされるそうです。
ただし、この一部給費制の導入は来年度からで、今年度の修習を受けている修習生(70期)はギリギリアウトで貰えないそうです。
FLOWこと私も貸与制の世代なのですが、貸与制だった修習生にも遡及して適用され、その借金が免除になるかどうかはまだ不明瞭です。貸与を受けなかった人がお金を貰えるようになるというのは流石に無理だと思いますが。


そこで本題に入るのですが、現在司法修習を受けている修習生が修習生指導係からこんなセリフを聞いたそうです。
(`・ω・)「最後の貸与制世代の誇りを持って臨んでほしい」

そんな誇りがあったことなんて初耳っす(・ω・`)
少なくともFLOWの修習生時代には貸与制であることを誇りと捉える風潮なんてなかったっす。

そりゃねえ、貸与制でしんどかったことが何も糧にならないとは言いませんけど、それは誇りとは違うんじゃないかな?
糧にすることがあっても、「イジメにあった子がその悔しさをバネに頑張る」とか、そんな類のものだと思う。
少なくとも私は、歳食ったときに修習生に対して「ワシの時代は給料なんて出なかったのに今どきの修習生は甘やかされとる(*`^´)=3」などと言う気は一切ありません


このブログでは社会批判とか司法界の現状とか、そんな真面目なことをメインで書くつもりはありませんので、これくらいにしておきます。
貸与制についても連載中に説明くらいはしておくつもりだったのでいい機会であったことと、あまりにもインパクトのある一言で思わず笑ってしまったので取り上げてみました。
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